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こんなお悩みに答えます。
- 査証免除が30日であることの一次情報
- 週を日に直すと、4週でも余裕が1日しかないこと
- 学校の延長費の表が、始まる週から違う理由
- 延長の入口が2つあること
運営者は大学時代に米国へ半年の交換留学、卒業後にカナダで12ヶ月のワーキングホリデー(バンクーバー5ヶ月+バンフ7ヶ月)を経験しました。英語は高校で赤点20点台、渡航前のTOEICは500点台、帰国後に780点。年収は渡航前450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になっています。訪問したのは米国とカナダのみで、他国は各当局の一次情報を調べてまとめています。
結論|「30日」は、週ではなく日で数えます
フィリピン留学の見積書は「4週」「12週」と週で書かれています。 ところがビザの線は日で引かれています。ここがずれます。
在東京フィリピン大使館の公式ページに書かれています。
②4週コースでも、入国から29日になります
30日まで、余裕は1日しかありません。前乗りすれば越えます。
③学校の延長費の表は、始まる週が違います
「表に行が無い=要らない」ではありません。
一次体験は米国とカナダだけです。
制度は在東京フィリピン大使館の公式ページ、 金額は各校の公式ページから取りました。
日数の計算は運営者が前提を置いて行ったもので、その前提も本文に書きます。
一次情報|査証免除は入国から30日
在東京フィリピン大使館の「Visa-Free Entry for Temporary Visits」に、 日本を含む157か国が30日まで査証なしで入国できると書かれています。 根拠は大統領令 E.O. 408です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 30日を超えない滞在 |
| 条件① | 復路または次の目的地への有効な航空券を持っていること |
| 条件② | パスポートの残存が滞在予定期間+6か月あること |
| 目的 | 観光またはビジネス |
※ 出典:在東京フィリピン大使館 領事部「Visa-Free Entry for Temporary Visits」 (FSC-90-13/E.O. 408)。2026年9月7日確認。
同じページの注記に、移民局のOperations Order No. SBM-2015-026(2015年8月3日)により、 アスタリスクの付いた国の国民は残存6か月未満のパスポートでも入国を認められうるとあります。 日本はこのアスタリスクの側です。
→ ただし「認められうる」であって、保証ではありません。 残存に余裕を持たせるのが前提で、これは最後の逃げ道として読んでください。
同じページの冒頭に、この一文があります。
→ あとで出てくるACRアイカードの60日の線と、同じところに引かれています。
→ フィリピン側は「短期の訪問は2か月まで」という前提で制度を組んでいる、 と読むと、延長の話が理解しやすくなります。
週を日に直すと、4週でも余裕は1日です
ここからが本題です。学校の期間は週、ビザの線は日。並べます。
フィリピンの語学学校は日曜入寮・月曜開始・土曜修了が一般的です。
ここでは「入国は日曜、出国は修了の翌日」として数えます。
→ 入国から出国までの日数は、授業の日数+1日になります。
→ 前乗りや、修了後に旅行するなら、この数字はさらに増えます。
| 期間 | 授業の日数 | 入国〜出国 | 30日の線 | 59日の線 |
|---|---|---|---|---|
| 4週 | 4×7=28日 | 29日 | 収まる(余裕1日) | — |
| 5週 | 5×7=35日 | 36日 | 超える | — |
| 8週 | 8×7=56日 | 57日 | 超える | 収まる |
| 9週 | 9×7=63日 | 64日 | 超える | 超える |
| 12週 | 12×7=84日 | 85日 | 超える | 超える |
| 24週 | 24×7=168日 | 169日 | 超える | 超える |
29日と30日の差は1日です。
・週末に前乗りして街を見ておく → 越えます
・修了後に1泊してから帰る → 越えます
・帰りの便が翌々日しか取れなかった → 越えます
→ 「4週だから延長は要らない」は、日程を組んでから言えることです。
→ 航空券を取る前に、入国日と出国日をカレンダーで数えてください。
学校の表は、始まる週から違います
ここで冒頭の食い違いに戻ります。2校の公式ページを並べます。
| 学校 | 公式ページの書き方 | 金額 |
|---|---|---|
| 3D ACADEMY | 「ビザ延長費/5週以上」 | 4,440〜10,856ペソ |
| English Fella 2 | 表が「8週」から始まる | 8週 5,170/12週 11,610/16週 16,090/20週 20,570/24週 25,050ペソ |
※ 出典:各校の公式サイト(2026年8月〜9月確認)。制度も金額も改定されます。
3D ACADEMY の「5週以上」は、制度と合っています。 5週は36日で、30日を超えるからです。
English Fella 2 の表が8週から始まるのは、「8週から必要」という意味ではありません。 8週は57日で、とっくに30日を超えています。
→ 8週以上の額だけを載せた表と読むのが正しい、というのが運営者の判断です。
English Fella 2の個別記事で、この表の見出しを 「ビザ延長費は8週から」と書いていました。
表の書き出しを、制度の線と取り違えていました。 2026年9月7日に見出しを直し、注記を足しています。
→ 教訓として書き残します。 学校の表は、その学校が売っているプランの範囲を映しているだけで、制度の線ではありません。
金額の幅も揃いません。3D ACADEMYは4,440〜10,856ペソという幅で書き、 English Fella 2は週数ごとの額で書いています。 タビポタのSSPの記事では、 別の学校の公式ページから8,000ペソという額を引いていました。 3つとも同じ制度の話ですが、そのままでは比べられません。
ACRアイカードの線は59日です
もう1つ、日数で決まる費目があります。ACRアイカード(外国人登録証)です。
| 出所 | 金額 | 必要になる条件 |
|---|---|---|
| 移民局の公式 | US$50 | 59日を超えて滞在する外国人 |
| 3D ACADEMY | 4,000ペソ | 9週以上 |
| English Fella 2 | 4,100ペソ | (表に「1週のみ滞在なら4,600ペソ」の注記あり) |
※ 移民局の公式額は SSPの記事で整理した Bureau of Immigration「CITIZEN'S CHARTER 2025」から。学校の額は各校の公式サイト。
9週は64日で、59日を超えます。8週は57日なので、まだ収まります。
→ 8週と9週の間に、4,000ペソの段差があるということです。
→ 1週伸ばすかどうかを迷っているなら、ここが分かれ目になります。
English Fella 2 の「1週のみ滞在なら4,600ペソ」という注記は、 原文だけでは意味を確定できませんでした。 そのまま引用しますが、解釈は書きません。該当するなら学校に直接確認してください。
あわせて読みたいフィリピン×ワーホリ二カ国留学|黒字にする期間の決め方何週で組むかを決めると、ビザの線も決まります延長の入口は2つあります
大使館のページには、30日を超えたい場合の進め方が2つ書かれています。
| 入口 | いつ | どこで |
|---|---|---|
| ①現地で延長する | 到着してから | 最寄りの移民局の事務所 |
| ②出発前に取る | 日本を出る前 | 在東京フィリピン大使館の領事部で9(a)を申請 |
「ビザ延長費」という費目は、学校が現地で代行する前提の額です。
→ ②を選ぶなら、その費目は要らなくなる可能性があります。
→ ただし②が有利かどうかは、大使館の手数料と学校の代行手数料を並べないと分かりません。 運営者は大使館側の手数料を確認できていないので、どちらが安いとは書きません。
→ 選択肢が2つあることだけ、知っておいてください。
移民局のサイトに2026年9月7日時点で到達できませんでした。
「29日延長」「1か月延長」といった説明は各所で見かけますが、 公的資料で裏が取れないものは書かない方針です。
→ 学校か移民局に直接確認してください。
見積もりで確かめること
| 確認すること | なぜ聞くか |
|---|---|
| 入国日と出国日は何日離れますか | 週ではなく日で数えます。4週でも29日です |
| ビザ延長費はいくらですか | 表に行が無くても、30日を超えるなら要ります |
| その額に代行手数料は入っていますか | 移民局の手数料と学校の手間賃は別のものです |
| ACRアイカードはいくらですか | 59日が線。8週と9週の間に段差があります |
| 移民局に行く日は授業を休みますか | 学校によって、代行か本人出頭かが変わります |
| 復路の航空券は必要ですか | 査証免除の条件に入っています(片道では入国できません) |
| パスポートの残存は足りますか | 原則は滞在予定+6か月です |
まとめ|日で数えて、表を疑う
① 査証免除は入国から30日。週ではなく日で数えます
② 4週でも29日。余裕は1日しかありません
③ 59日を超えるとACRアイカード。8週と9週の間に段差があります
そして学校の表について
・表に行が無いのは、その学校が売っている範囲の外だからかもしれません
・「行が無い=要らない」ではありません
・迷ったら日数を自分で数えて、制度の線と突き合わせてください
フィリピン留学の費用は学校の見積書に載らない部分が大きい国です。 ビザの延長費はその代表で、学校ごとに書き方も金額も揃っていません。 それでも制度の線は1本なので、日数さえ数えれば、自分で確かめられます。
確認した情報
- 制度:在東京フィリピン大使館 領事部「Visa-Free Entry for Temporary Visits」(2026年9月7日確認)
- 金額:3D ACADEMY/English Fella 2 の公式サイト(2026年8月〜9月確認)
- 移民局の公式額:Bureau of Immigration「CITIZEN'S CHARTER 2025」(2026年8月30日確認)
- 日数の計算は運営者が前提を置いたものです(日曜入国・修了翌日出国)
- 延長の刻みと移民局の手数料は、裏が取れなかったため書いていません
- 制度は変更されます。申請前に大使館か移民局で最新を確認してください
① フィリピンだけを扱う窓口|フィリピン留学ナビ
フィリピン留学を専門に扱う窓口です。フィリピンの学校は料金を公式サイトに出していないことが多く、寮費や現地払いの扱いも学校ごとに違います。無料の相談会があります。
フィリピン留学ナビの無料相談会に申し込む →
② セブの学校をまとめて聞く|CEBRIDGE
フィリピン留学の相談窓口です。同じ都市の学校でも、部屋タイプ・門限・EOPの扱いは学校ごとに違います。2社目として条件を並べると、何が学校固有の話なのかが分かります。
CEBRIDGEでフィリピン留学を相談する →
③ 2社目の見解を取る|ラストリゾート
ワーホリ・語学留学の取り扱いが幅広く、資料請求・セミナー・カウンセリングと入口が分かれています。1社の説明が妥当かどうかは、2社目を並べたときに分かります。
ラストリゾートに相談・資料請求する →
よくある質問
フィリピン留学にビザは必要ですか?
日本国籍なら、30日を超えない滞在は査証なしで入国できます(大統領令E.O. 408)。ただし条件が2つあり、復路または次の目的地への有効な航空券を持っていることと、パスポートの残存が滞在予定期間+6か月あることです。なお学ぶこと自体にはSSP(特別就学許可)が別に要ります。
4週間なら延長は要りませんか?
日程によります。日曜入国・修了翌日出国で数えると、4週は入国から29日です。30日まで余裕は1日しかありません。前乗りして1泊する、修了後に旅行する、帰りの便が翌々日になる。このどれかで越えます。航空券を取る前にカレンダーで数えてください。
5週だと何が増えますか?
5週は入国から36日になり、30日を超えるのでビザの延長が要ります。3D ACADEMYは公式に「ビザ延長費/5週以上・4,440〜10,856ペソ」と書いています。授業料と寮費だけを見て1週伸ばすと、この費目が乗ってきます。
学校の表に自分の週数が載っていません
「載っていない=要らない」ではありません。English Fella 2 の延長費の表は8週から始まりますが、8週は入国から57日で、とっくに30日を超えています。8週以上の額だけを載せた表と読むのが自然です。5〜7週で申し込むなら、額を別に聞いてください。
ACRアイカードはいつ必要ですか?
59日を超えて滞在する外国人が対象です。日曜入国・修了翌日出国で数えると、8週は57日で収まり、9週は64日で超えます。8週と9週の間に段差があるということです。3D ACADEMYは「9週以上・4,000ペソ」、English Fella 2は「4,100ペソ」と書いています。
ビザ延長費が学校で違うのはなぜですか?
移民局の手数料に、学校の代行手数料が乗るためです。SSPでも同じ構造があり、移民局の公式3,740ペソに対して学校の請求は3倍以上ひらきます。見積もりを取るときは、総額ではなく「移民局の手数料」と「学校の手数料」に分けて示してもらってください。
延長は現地でしかできませんか?
大使館のページには入口が2つ書かれています。到着後に最寄りの移民局で申請する方法と、出発前に在東京フィリピン大使館の領事部で9(a)ビザを申請する方法です。学校の見積もりはふつう前者を前提にしています。ただし、どちらが安いかは大使館側の手数料を確認できていないため、この記事では判断していません。
延長は何日ずつ、いくらでできますか?
この記事では書いていません。移民局のサイトに2026年9月7日時点で到達できず、公的資料で裏が取れなかったためです。「29日延長」といった説明は各所で見かけますが、確認できない数字は出さない方針です。学校か移民局に直接確認してください。
パスポートの残存が6か月ないと入国できませんか?
原則は滞在予定期間+6か月です。ただし大使館のページには、移民局のOperations Order No. SBM-2015-026により、日本を含むアスタリスク付きの国の国民は残存6か月未満でも入国を認められうる、という注記があります。「認められうる」であって保証ではないので、余裕を持たせてください。
片道航空券で行けますか?
査証免除の条件に「復路または次の目的地への有効な航空券」が入っています。2ヶ国留学でフィリピンの次にワーホリ先へ渡るなら、その航空券が該当します。帰国便を後で決めるつもりでも、入国時点で何らかの出国便が要るという建て付けです。
帰国後のキャリアを、数字で設計する
運営者は渡航前年収450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になりました。使ったエージェントと3社並行の進め方をまとめています。
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本記事の制度・条件・金額は執筆時点で公開情報を確認したものです(確認日:2026年8月16日)。制度や料金は変更される場合があるため、実際の手続き・申請の前に各機関の公式情報を必ずご確認ください。本記事は法的・専門的な助言ではなく、特定の結果を保証するものではありません。