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こんなお悩みに答えます。
- 同じ学校・同じコースで、2都市の値段がどう違うか
- 長く通うほど、都市の差が消えていく仕組み
- 公式の25週総額で、1か所だけ計算が合わない箇所
- アイルランドにしかない「学校が潰れたときの保証」
運営者は大学時代に米国へ半年の交換留学、卒業後にカナダで12ヶ月のワーキングホリデー(バンクーバー5ヶ月+バンフ7ヶ月)を経験しました。英語は高校で赤点20点台、渡航前のTOEICは500点台、帰国後に780点。年収は渡航前450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になっています。訪問したのは米国とカナダのみで、他国は各当局の一次情報を調べてまとめています。
結論|都市の差が効くのは、短期のうちだけです
ATC Language Schoolsはダブリンとブレイの2か所に校舎があります。ブレイはダブリンの南にある海辺の町で、電車で通える距離です。
この学校は、同じコースの値段を2都市分そのまま並べて公開しています。だから1つの学校の中で、首都に住む差額が読み取れます。
| 期間 | ブレイ | ダブリン | 差 |
|---|---|---|---|
| 1〜4週 | €305 | €345 | €40 |
| 5〜8週 | €285 | €325 | €40 |
| 9〜12週 | €265 | €305 | €40 |
| 13〜16週 | €240 | €270 | €30 |
| 17〜24週 | €220 | €245 | €25 |
| 25週〜 | €210 | €220 | €10 |
※ 一般英語(週20時間、GE20)の週あたり授業料。公式サイトの「Adult Pricing」を2026年9月6日に確認。円換算は1ユーロ183円で計算しています。
短期(1〜12週)は週€40の差。
25週以上になると週€10まで縮みます。
→ 「首都を外して節約する」という判断が効くのは、短く通う場合だけです。
運営者の一次体験は米国とカナダだけで、アイルランドには行っていません。
この記事はATC Language Schoolsが公開している2026年の料金表を調べて書いたものです。
日本人比率は公式に記載がないので書いていません。
★25週の総額が、1か所だけ計算と合いません
公式サイトには週単価の表と、その下に「25週の総額」が並べて載っています。掛け算して確かめました。
| 校舎・コース | 週単価×25 | 公式の総額 | 結果 |
|---|---|---|---|
| ブレイ GE20 | €210×25=€5,250 | €4,750 | €500 合いません |
| ダブリン GE20 | €220×25=€5,500 | €5,500 | 一致 |
| ブレイ IE26 | €305×25=€7,625 | €7,625 | 一致 |
| ダブリン IE26 | €315×25=€7,875 | €7,875 | 一致 |
4つのうち3つは一致し、ブレイのGE20だけ€500安くなっています。まとめて申し込むと安くなるのか、それとも表記の誤りなのかは、公式サイトからは判断できません。
見積もりを受け取ったら、必ず自分で掛け算し直してください。
週単価と週数が分かっていれば、誰でもできる確認です。
合わなければ、どちらが正しいかを学校に聞いてください。
これはATCに限った話ではありません。タビポタで調べた範囲では、NZLC は保証時給と週給表の数字が別の年のものでしたし、Languages International は同じ公式サイトの2ページで金額が€300分ちがっていました。公式サイトの数字も、1か所だけ見て信じないほうが安全です。
★時間を減らすと、1時間あたりは高くなります
ATCには週16時間・20時間・26時間の3つのコースがあります。安いコースを選ぶと、時間あたりでは高くなります。
| コース | 週の時間 | 25週〜の週単価 | 1時間あたり |
|---|---|---|---|
| GE16(12週以上から) | 16時間 | €190 | €11.88 |
| GE20 ブレイ | 20時間 | €210 | €10.50 |
| GE20 ダブリン | 20時間 | €220 | €11.00 |
| IE26 ブレイ(集中) | 26時間 | €305 | €11.73 |
| IE26 ダブリン(集中) | 26時間 | €315 | €12.12 |
※ 1時間あたりの金額は運営者が計算しました。GE16は12週以上の申し込みからしか選べません。
いちばん安く見えるGE16(週€190)が、時間あたりでは€11.88でGE20より高くなります。週の支払いを抑えたいならGE16ですが、授業の量で選ぶならGE20のほうが得です。
ブレイのGE20が€10.50でいちばん安く、ダブリンのIE26が€12.12でいちばん高いという並びになります。
あわせて読みたいダブリンのワーホリ生活|家賃と仕事の探し方首都に住む場合の家賃と暮らし集中コースにすると、都市の差はさらに小さくなります
25週の総額で、2都市・2コースを並べます。
| コース | ブレイ | ダブリン | 差 |
|---|---|---|---|
| GE20(週20時間) | €4,750 約86.9万円 | €5,500 約100.6万円 | €750 約13.7万円 |
| IE26(週26時間) | €7,625 約139.5万円 | €7,875 約144.1万円 | €250 約4.5万円 |
集中コースにすると、都市の差は€750から€250に縮みます。授業を増やすほど、住む場所の差が総額に占める割合が小さくなるためです。
逆に言えば、授業を減らして働く時間を増やす計画なら、住む場所の差が効いてきます。アイルランドの2つの入口(ワーホリと学生ビザ)については アイルランドの語学留学 にまとめています。
★学校が潰れたときの保証があります
アイルランドには、他の国で見なかった仕組みがあります。
医療保険とPEL(Protection of Enrolled Learners=在籍学習者の保護)を兼ねた制度です。
2012年 Qualifications and Quality Assurance Act の第65条に基づいています。
→ 学校が閉鎖した場合、コースの移管か、直近に払った授業料の返金が保証されます。
→ 学生ビザの申請に必要な書類も、この仕組みから出ます。
タビポタで調べたカナダ3校・NZ3校・豪州3校の公式サイトに、これに当たる記載はありませんでした。豪州にはTPS(Tuition Protection Service)という似た制度がありますが、アイルランドは医療保険とセットになっているのが特徴です。
語学学校の閉鎖は、アイルランドで実際に起きてきた問題です。払ったお金が戻る仕組みがあるかどうかは、申し込む前に確認する価値があります。
ATCはほかにACELS(アイルランド政府の英語教育認定機関)の認定を受けており、国際的にはEaqualsの認定、Quality EnglishとSelect Irelandの会員、English Education Irelandの創設メンバーだと公式に書かれています。
あわせて読みたいアイルランドの800枠|1月と7月、申請時期の選び方ワーホリで行くなら枠と時期が先無料で使えるもの|Job Club と Conversation Club
公式に、午前のコースを取っている学生は、追加のJob ClubとConversation Clubを無料で使えると書かれています。
| 使えるもの | 条件 |
|---|---|
| Job Club(仕事探しの支援) | 午前のコースを取っていること 追加料金なし |
| Conversation Club(会話練習) | |
| 社会・文化プログラム | ATC Onlineで申し込む。イベントごとに費用がかかります(毎週告知) |
Job Clubは、NZや豪州の学校にもあった仕組みです。NZのNZLCとLSNZは無料、豪州のGreenwichは毎週金曜3時間の無料枠でした。アイルランドでも「仕事探しの支援は無料」という形が共通しています。
ただし午前のコースであることが条件です。午後のコースを選ぶと使えない可能性があるので、確認してください。
入学時にかかるもの、コース開始日
| 項目 | 金額 | 円換算 |
|---|---|---|
| 登録料 | €65 | 約1.2万円 |
| 教材費+eラーニング(2週以上) | €80 | 約1.5万円 |
| 合計 | €145 | 約2.7万円 |
公式に「上記の授業料に教材費は含まれない」と明記されています。見積もりを見るときは、この€145が入っているかを確認してください。
一般英語と集中英語は毎週月曜に開講します(祝日とクリスマス期間を除く)。試験対策コースは開始日が決まっています。
| 試験コース | 期間 | ブレイ | ダブリン |
|---|---|---|---|
| Cambridge B2/C1(1月5日開始) | 10週 | €2,850 | €3,250 |
| Cambridge B2/C1(3月16日・9月21日開始) | 12週 | €3,420 | €3,900 |
| IELTS | 8週 | 一般英語と同じ料金。毎週月曜から始められます | |
Cambridgeは都市の差が€400〜€480あります。週単価の差(€10〜€40)より大きいので、試験コースを取るなら都市の選択が効いてきます。
この学校が向く人、向かない人
・短期(1〜12週)で費用を抑えたい人(ブレイなら週€40安くなります)
・ダブリンの家賃を避けたい人(ブレイは海辺の町で、電車で通えます)
・2都市を比べてから決めたい人(同じ学校で値段が並んでいます)
・授業を多く取りたい人(週26時間の集中コースがあります)
・仕事も探したい人(午前コースならJob Clubが無料)
・長期(25週以上)で都市の差を期待する人(週€10まで縮みます)
・週の支払いを最小にしたい人(GE16は安く見えて時間あたりは高いです)
・ダブリン以外の大きな都市(コーク、ゴールウェイ)に住みたい人
・午後だけ通いたい人(Job Clubの条件が午前コースです)
・見積もりを確かめずに決めたい人(25週総額に€500の不一致があります)
申し込む前に確認すること
| 確認すること | なぜ聞くか |
|---|---|
| 25週の総額 | ブレイGE20だけ週単価×25と€500ちがいます |
| 教材費が見積もりに入っているか | 公式に「授業料に含まない」と明記されています |
| Job Clubが使えるか | 条件が午前コースです |
| ブレイからダブリンの通学 | 働く場所がダブリンなら、交通費と時間が上乗せされます |
| ILEPに載っているか | 学生ビザで通うなら必須の条件です。一覧は随時更新されます |
| MediPelの内容 | 医療保険とPELを兼ねます。補償範囲を確認してください |
アイルランドの学校をまとめて比べたい場合は アイルランドの語学学校を比べる を読んでください。時間あたりの単価という1本の物差しで並べています。
① 段取りごと相談する|留学ジャーナル
40年以上の実績で、豪州・カナダ・NZ・英国・アイルランドすべてに対応とされています。手続きの順番は国によって違うため、渡航先が決まった時点で一度確認しておくと手戻りが減ります。資料請求・カウンセリングは無料です。
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よくある質問
ダブリンとブレイで、いくら違いますか?
一般英語(週20時間)の週単価で、1〜12週は€40、13〜16週は€30、17〜24週は€25、25週以上では€10の差です。25週の総額ではブレイ€4,750、ダブリン€5,500で€750(約13.7万円)の差になります。集中コース(週26時間)だと差は€250まで縮みます。
授業料はいくらですか?
一般英語(週20時間)で、ブレイが1〜4週€305から25週以上€210まで、ダブリンが€345から€220までの6段階です。集中英語(週26時間)はブレイ€400〜€305、ダブリン€440〜€315です。ほかに登録料€65と教材・eラーニング費€80がかかります。
25週の総額が計算と合わないと聞きました
ブレイの一般英語だけ、公式の25週総額€4,750が週単価€210×25=€5,250と€500合いません。ダブリンの一般英語、両校舎の集中英語は計算と一致しています。まとめ払いの割引なのか表記の誤りなのかは公式サイトからは判断できないので、見積もりを受け取ったら必ず自分で掛け算し直して確認してください。
週16時間のコースは安いですか?
週の支払いは安くなりますが、時間あたりでは高くなります。GE16は25週以上で週€190、1時間あたり€11.88です。GE20のブレイは週€210ですが1時間あたり€10.50なので、授業の量で選ぶならGE20のほうが得です。なおGE16は12週以上の申し込みからしか選べません。
MediPelとは何ですか?
医療保険とPEL(在籍学習者の保護)を兼ねたアイルランドの制度で、2012年 Qualifications and Quality Assurance Act の第65条に基づいています。学校が閉鎖した場合にコースの移管か直近の授業料の返金が保証され、学生ビザ申請に必要な書類も出ます。タビポタが調べたカナダ・NZ・豪州の9校の公式サイトには、これに当たる記載がありませんでした。
仕事探しの支援はありますか?
あります。公式に、午前のコースを取っている学生はJob ClubとConversation Clubを無料で使えると書かれています。午後のコースだと条件を満たさない可能性があるので確認してください。社会・文化プログラムは別で、イベントごとに費用がかかります。
ブレイはどんな町ですか?
ダブリンの南にある海辺の町で、ATCの校舎はアイリッシュ海に面しています。住所はDunluice House, Strand Road, Bray, County Wicklowです。ダブリン校は市街地の34-35 South William Streetにあります。働く場所がダブリンになるなら、交通費と通学時間が上乗せされる点は計算に入れてください。
いつから始められますか?
一般英語と集中英語は毎週月曜に始められます(祝日とクリスマス期間を除く)。Cambridge対策は1月5日(10週)、3月16日と9月21日(12週)の開始で、IELTS対策(8週)は毎週月曜から始められます。
帰国後のキャリアを、数字で設計する
運営者は渡航前年収450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になりました。使ったエージェントと3社並行の進め方をまとめています。
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本記事の制度・条件・金額は執筆時点で公開情報を確認したものです(確認日:2026年8月16日)。制度や料金は変更される場合があるため、実際の手続き・申請の前に各機関の公式情報を必ずご確認ください。本記事は法的・専門的な助言ではなく、特定の結果を保証するものではありません。