こんなお悩みに答えます。
- Glocal eSIMの正しい使いどころ
- 買う前に知るべき5つの落とし穴
- ワーホリの1年を、1枚で通せない理由
- 出発前に買っておける仕組みと、その注意点
運営者は大学時代に米国へ半年の交換留学、卒業後にカナダで12ヶ月のワーキングホリデー(バンクーバー5ヶ月+バンフ7ヶ月)を経験しました。英語は高校で赤点20点台、渡航前のTOEICは500点台、帰国後に780点。年収は渡航前450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になっています。訪問したのは米国とカナダのみで、他国は各当局の一次情報を調べてまとめています。
※当記事はアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を含みます。紹介の順番や内容は運営者の判断によるもので、報酬額では決めていません。
結論|「到着してから現地SIMを契約できるまで」の道具
先に用途を限定します。Glocal eSIMは、ワーホリの1年を通して使うものではありません。
使いどころは、ここだけ
- 到着した瞬間から、現地SIMを契約できるようになるまでの数日〜数週間
- 理由:現地SIMの契約には現地の住所や身分証、支払い手段が要ることがあり、到着初日には作れない
- そして最長30日のプランなので、そもそも1年を1枚では通せない
逆に言えば、その用途なら扱いやすい設計です。アプリのインストールもアカウント作成も要らず、申し込むとQRコードがメールで届きます。サポートも日本語です。
1年を通して使うと、現地SIMより高くつきます
数字で確認します。公式の無制限プラン料金表では、オーストラリアの30日プランが8,180円です(2026年8月確認)。
| 使い方 | 年間の目安 | 判断 |
|---|---|---|
| Glocal eSIMの30日プランを12回買う | 約98,000円 | 高い |
| 到着後に現地SIMへ切り替える | 現地の月額×11+eSIM1回分 | こちらが基本 |
だから「つなぎ」と割り切るほうが安く済みます。現地の月額は国と事業者で変わるので、渡航先の相場は総論の記事にまとめています。
① 渡航先のプランと金額を見てみる|Glocal eSIM
株式会社グローカルネットが提供する海外eSIMです。アプリのインストールもアカウント作成も不要で、申し込むとQRコードがメールで届きます。サポートは日本語。まず自分の渡航先が料金表にあるか、いくらかを確認してください。
Glocal eSIMのプランを見る →
買う前に知るべき5つの落とし穴
ここがこの記事の本体です。すべて公式サイトに書かれている注記ですが、小さい字で書かれていて読み飛ばされます。
① SIMロックを解除していない端末に読み込むと、買い直しになる
「SIMロック解除されていない端末に読み込むと、QRコードは再利用できません」
つまり1回の誤操作で、そのeSIMは失われます。そして後述のとおり、再発行もできません。
これが5つの中で最も重い落とし穴です。「とりあえず読み込んでみるか」が、そのまま数千円の損になります。
順番はこうしてください。SIMロックを解除する → 解除できたことを確認する → それからQRコードを読み込む。解除は各キャリアのWEBサイトまたは店舗で手続きできます。
② QRコードは再発行できない。読み込めるのは1端末に一度だけ
公式のFAQに「プロファイル情報の再発行は致しかねます。端末への読み込みは一度しかできませんので、ご注意ください」と明記されています。
また1つのQRコードを複数の端末で使うこともできません。2台で使いたい場合は、台数分の購入が必要です。
だからメールを消さないでください。そして読み込みは、落ち着いた場所で1回で決める。空港の到着ロビーで慌ててやる作業ではありません。
③ 2枚目を先に入れると、勝手に始まる
ワーホリで30日を超えて使う場合、公式は「日程に合わせてプランをご購入下さい。例:45日間の場合、①30日プラン+②15日プラン」と案内しています。
「2つ目のeSIMをご利用する際には、1つ目のeSIMの利用終了の直前・直後にインストールをお願いします。先に2つ目もインストールをしてしまうと現地に到着された際に自動でアクティベートされて利用開始となります」
まとめて買って、まとめて入れてはいけません。2枚が同時に走り始めて、片方が無駄になります。
「準備は先に済ませておきたい」という発想が、そのまま裏目に出る箇所です。買うのは先でよく、入れるのは順番に。
④ 注文後のキャンセルができない。設定でつまずいても返金されない
公式に「即日発行のため、お申込み後のキャンセルは出来かねます」、そして「設定上の問題でご利用いただけない場合のご返金は対応いたしかねます」と書かれています。
だから購入の前に、端末が対応しているかを確かめる順番になります。公式は、電話アプリのキーボードで *#06# を入力し、EID(32桁)の表示があればeSIM対応機種という確認方法を案内しています。EIDが出なければ非対応です。
⑤ 使ったデータ量が確認できない
公式FAQに「現時点ではできません。今後準備予定です」とあります。
無制限プランなら影響は小さいですが、容量が決まったプランを選ぶと残りが見えません。そして容量を超えても追加購入はできず、新規で買い直しになります。迷ったら無制限側を選ぶほうが、結果的に事故が減ります。
公式は「無制限プランは999GBと表示がございます」と書いたうえで、現地通信事業者のFair Usage Policy(FUP)により、短期間の大容量通信では速度制限や通信制限が行われる場合があると明記しています。FUPによる制限を理由としたキャンセル・返金は受けられない場合があるとも書かれています。
公式が挙げている注意対象は、動画の長時間視聴・大容量ファイルの送受信・テザリングでの複数端末利用・OSアップデート・クラウド同期や写真の自動バックアップです。渡航前に自動アップデートと自動バックアップを切っておくことを、公式自身が勧めています。
出発前に買っておける|90日の猶予と、日数の起点
ここはGlocal eSIMの構造上の強みです。2つの仕様が、渡航のズレに強く働きます。
- 開通前の有効期限は、注文から90日:90日以内ならいつでも使い始められる
- 日数のカウントは、現地で通信を掴んだ時点から24時間間隔:入力した利用開始日は目安にすぎない
- 公式も「ご渡航日の急な変更があってもそのままご利用ください」と明記している
つまり「出発の3日前に慌てて買う」必要がありません。準備の山場をずらせます。フライトが遅れても、乗り継ぎに失敗しても、日数は減りません。
公式に「日本国内利用可能のプランは、日本国内でプロファイル(QRコード)の読み取りを行うと即時利用開始となりますので、設定はご渡航日に行うようにして下さい」とあります。
買っておくのは自由。読み込むのは渡航日。この2つを分けて覚えてください。
ワーホリ5ヶ国のプランを、料金表で確認する
公式サイトの無制限プラン料金表から、ワーホリ協定国に関係する行を抜き出します(2026年8月確認・定価)。
| プラン | 7日 | 15日 | 30日 |
|---|---|---|---|
| オーストラリア(単国) | 3,280円 | 6,180円 | 8,180円 |
| オセアニア周遊(豪・NZ) | 3,580円 | 6,480円 | 8,480円 |
| カナダ(単国) | 3,480円 | 7,380円 | 10,880円 |
| アメリカ周遊(米・加・メキシコ) | 3,780円 | 7,680円 | 11,380円 |
| ヨーロッパ周遊(英・愛を含む36の国と地域) | 3,780円 | 7,680円 | 11,380円 |
金額そのものより、この表から読み取れることが2つあります。
★ニュージーランドの単国プランが、この料金表にない
無制限プラン料金表に単国で載っているのは19の国と地域で、そこにニュージーランドは入っていません。NZで使う場合はオセアニア周遊(豪州とNZ)を選ぶ形になります。
NZワーホリの人は、ここで一度つまずきます。「NZ」で探すと見つからないからです。周遊プランを見てください。
周遊にすると、いくら足せば範囲が広がるか
差額を並べると、判断が速くなります。
- 豪州単国 8,180円 → オセアニア周遊 8,480円:差は300円でNZも使える
- カナダ単国 10,880円 → アメリカ周遊 11,380円:差は500円で米国とメキシコも使える
カナダワーホリの人には、この500円が効く場面があります。バンクーバーからシアトル、トロントからニューヨークのように、国境を越える移動が現実的な距離にあるからです。
同様にアイルランドと英国は、どちらもヨーロッパ周遊の対象に入っています。アイルランドのワーホリ中に英国へ行く動きは多いので、単国で買い直す必要がありません。
公式サイトのトップには「スマホ1つで160以上の国と地域で通信が利用可能」と書かれています。ただし無制限プランの料金表に個別に載っているのは、単国19と周遊6です。それ以外のプランは別のショップページに用意されていると案内されています。
対応国の数を比べても意味がありません。確認すべきは1つで、自分の渡航先のプランが、いくらで存在するかです。
使えない端末・使えない場面
公式が明記している制限を、先に確認しておきます。買ってから気づくと返金されません。
- eSIM対応のiPadでは利用できないと明記されている
- AQUOSシリーズは保証対象外。正常に使えない可能性があり、その場合も保証されない
- 中国本土で購入した端末はeSIM非対応
- データ通信のみで、電話番号は付かない(LINEなどのデータ通話は利用可能)
- IPアドレスが日本国外になるため、日本限定の動画配信サービスなどが使えない場合がある
- 会社のMDMが入った端末や、日本のキャリアのプロファイルが残っている端末ではつながらないことがある
4つ目は、ワーホリだと実務に効きます。電話番号が付かないので、現地の番号が必要な手続き(銀行、住まいの申し込み、仕事の応募)はこれでは進みません。そこが、現地SIMに切り替える理由でもあります。
そして台湾・香港で使う場合は実名登録が必要とされています。二カ国留学などでアジアを経由する人は、この手順が増えます。
Airaloなど他のeSIMと、どう違うのか
正直に書きます。Glocal eSIMが、あらゆる面で他社より優れているわけではありません。
タビポタの通信の総論記事では、到着当日の通信確保という用途でAiraloを1位に置いています。運営者がカナダ到着日に実際に使ったのがAiraloだからです。そして運営者はAiraloと提携していないので、そこから報酬は入りません。
| Glocal eSIM | アプリ型のeSIM全般 | |
|---|---|---|
| 申し込み | アプリもアカウントも不要。QRがメールで届く | アプリの導入と登録が要る |
| サポート | 日本語(設定はメール対応) | 英語が中心のことが多い |
| 残量確認 | 現時点でできない | アプリで見られることが多い |
| 買い置き | 注文から90日の猶予 | サービスによる |
この表の1行目と3行目が、そのまま向き不向きです。アプリを入れずに日本語で完結させたい人には向き、残量を見ながら細かく管理したい人には向きません。
向く人・向かない人と、買う前の5つの手順
- 到着後の数日〜数週間だけ埋めたい人
- アプリを入れずに済ませたい人。アカウント作成も不要
- 日本語のサポートで進めたい人
- 出発日が動く可能性がある人。注文から90日の猶予がある
- 近隣国へ移動する予定がある人。周遊プランの差額が小さい
- 1年を1枚で通したい人。最長30日なので通せない
- 現地の電話番号が要る人。データ専用で番号は付かない
- データ残量を見ながら使いたい人。現時点で確認できない
- iPadで使いたい人。公式が利用不可と明記
- SIMロック解除がまだの人。先に解除しないと1回で失う
買う前にやる5つ
この順番なら、返金できない事故を避けられます
① 端末がeSIM対応か確認する:電話アプリで *#06# を入力し、EID(32桁)が出るか見る
② SIMロックを解除する:解除前に読み込むとQRコードを失う。ここが最優先
③ 渡航先のプランが料金表にあるか確認する:NZのように単国では無い国がある
④ 周遊プランとの差額を見る:30日で数百円しか変わらないことがある
⑤ 買う。ただし読み込むのは渡航日:国内で読み込むと即時開始になるプランがある
①と②を飛ばして⑤をやるのが、いちばん多い失敗です。キャンセルも返金もできないので、順番を守るだけで損が消えます。そして現地に着いたら、現地SIMへの切り替えを進めてください。eSIMはあくまで、その手続きができるようになるまでの橋です。
① 渡航先のプランがあるか、いくらかを確かめる|Glocal eSIM
アプリもアカウントも不要で、QRコードがメールで届きます。注文から90日は開通せずに持っておけるので、出発日が動いても無駄になりません。申し込む前に、端末のSIMロック解除だけは必ず済ませてください。解除前に読み込むとQRコードは再利用できません。
Glocal eSIMのプランを見る →
本記事のサービス内容・料金は、Glocal eSIM公式サイトの記載をもとに2026年8月時点で整理したものです。運営者はこのサービスを利用していないため、通信速度・つながりやすさについては記載していません。料金・プラン・対応国・端末の対応状況・各種条件は変更される場合があるため、申し込みの前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。掲載した金額は確認時点の定価で、キャンペーンにより変動します。現地SIMの料金や契約条件は国・事業者により異なり、変更されます。本記事は特定のサービスの利用結果を保証するものではありません。
よくある質問
Glocal eSIMはどこが運営していますか?
株式会社グローカルネットです。公式サイトによると、アプリのインストールやアカウント作成は不要で、WEBサイトでプランを選んで決済すると、プロファイル情報(QRコード)がメールで届く形です。サポートは日本語で、設定に関する問い合わせはメールのみの対応とされています。
ワーホリの1年間、これ1枚で通せますか?
通せません。無制限プラン料金表の最長は30日です。公式は30日を超える場合について「日程に合わせてプランをご購入下さい。例:45日間の場合、30日プラン+15日プラン」と案内しています。30日プランを12回買うと年間で約98,000円になるため(豪州の場合・2026年8月時点の定価)、到着後は現地SIMへ切り替えるほうが安く済みます。
いちばん気をつけることは何ですか?
SIMロックの解除です。公式に「SIMロック解除されていない端末に読み込むと、QRコードは再利用できません」と明記されています。さらにプロファイル情報の再発行はできず、読み込みは1端末に一度だけです。つまり解除前に読み込むと、そのeSIMは失われて買い直しになります。必ず解除してから読み込んでください。
30日を超えるので2枚買いました。まとめて設定していいですか?
いけません。公式は「2つ目のeSIMをご利用する際には、1つ目のeSIMの利用終了の直前・直後にインストールをお願いします。先に2つ目もインストールをしてしまうと現地に到着された際に自動でアクティベートされて利用開始となります」と案内しています。買うのは先で構いませんが、インストールは順番に行ってください。
出発前に買っておいても大丈夫ですか?
大丈夫です。開通前の有効期限は注文から90日で、日数のカウントは現地で通信を掴んだ時点から24時間間隔とされています。公式も「ご渡航日の急な変更があってもそのままご利用ください」と明記しています。ただし日本国内で利用できるプランは、国内でQRコードを読み取ると即時利用開始になるため、読み込みは渡航日に行ってください。
ニュージーランドのプランが見つかりません。
無制限プラン料金表に単国で掲載されているのは19の国と地域で、そこにニュージーランドは含まれていません。NZで使う場合はオーストラリアとNZが対象の「オセアニア周遊」を選ぶ形になります。30日プランで豪州単国8,180円に対しオセアニア周遊8,480円なので、差は300円です(2026年8月確認・定価)。
現地の電話番号は付きますか?
付きません。データ通信のみの回線で、電話番号の付与はないと公式に明記されています。LINEなどのデータ通話は利用可能です。ただし現地の電話番号が必要な手続き(銀行口座の開設、住まいの申し込み、仕事の応募など)はこれでは進まないため、現地SIMへの切り替えが必要になります。
データの残量は確認できますか?
公式FAQに「現時点ではできません。今後準備予定です」とあります。容量が決まったプランを選ぶと残りが見えず、容量を超えても追加購入はできず新規購入になります。迷った場合は無制限プランを選ぶほうが事故が減ります。
無制限プランなら、いくら使っても速度は落ちませんか?
落ちる場合があります。公式は、無制限プランであっても現地通信事業者のFair Usage Policy(FUP)により、短期間の大容量通信時には速度制限または通信制限が行われる場合があると明記しています。注意対象として、動画の長時間視聴、大容量ファイルの送受信、テザリングでの複数端末利用、OSアップデート、クラウド同期や写真の自動バックアップが挙げられています。FUPによる制限を理由としたキャンセル・返金は受けられない場合があるとされています。
運営者は使ったことがありますか?
ありません。そのため通信速度やつながりやすさについては書いていません。この記事に書いたのは、公式サイトに明記されている仕様と注記だけです。なお通信の全体設計をまとめた記事では、運営者がカナダ到着日に実際に使ったAiraloを到着当日の用途で1位に置いています。Airaloとは提携しておらず、そこから報酬は入りません。
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本記事の制度・条件・金額は執筆時点で公開情報を確認したものです(確認日:2026年8月16日)。制度や料金は変更される場合があるため、実際の手続き・申請の前に各機関の公式情報を必ずご確認ください。本記事は法的・専門的な助言ではなく、特定の結果を保証するものではありません。