※当記事はアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を含みます。
こんなお悩みに答えます。
- IECに3つのカテゴリがあること
- 分かれ目が「内定があるかどうか」であること
- オープンと雇用主指定で、何が変わるか
- 複数のカテゴリに応募できる場合があること
運営者は大学時代に米国へ半年の交換留学、卒業後にカナダで12ヶ月のワーキングホリデー(バンクーバー5ヶ月+バンフ7ヶ月)を経験しました。英語は高校で赤点20点台、渡航前のTOEICは500点台、帰国後に780点。年収は渡航前450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になっています。訪問したのは米国とカナダのみで、他国は各当局の一次情報を調べてまとめています。
結論|ワーホリは、3つのうちの1つです
カナダのワーキングホリデーの正式名称は International Experience Canada(IEC)です。 ただしIEC=ワーホリではありません。
「There are 3 different kinds of work and travel experiences available」
(働きながら旅する経験には3つの種類があります)
① Working Holiday(ワーキングホリデー)
② Young Professionals(ヤング・プロフェッショナルズ)
③ International Co-op (Internship)(インターナショナル・コープ)
カナダで12か月のワーキングホリデー(バンクーバー5か月+バンフ7か月)を 経験しています。
Young Professionals と International Co-op は使っていません。 内容はすべてIRCCの公式ページから取りました。
分かれ目は「内定があるかどうか」です
3つの説明を並べると、最初に効いてくる条件が見えます。
| Working Holiday | Young Professionals | International Co-op | |
|---|---|---|---|
| 内定 | 無い("don't have a job offer") | ある | ある |
| 就労許可 | オープンワークパーミット | 雇用主指定 | 雇用主指定 |
| 雇用主 | 複数可 | 同じ雇用主 | 同じ雇用主 |
| 場所 | 複数可 | 同じ場所 | 同じ場所 |
| 報酬 | — | 有給必須・自営不可 | 州の労働法による |
| 在籍 | 不要 | 学位・ディプロマ等の提出が要る場合あり | カナダ国外の高等教育機関に在籍中 |
※ 出典:IRCC「International Experience Canada: About the program」(2026年9月7日確認)。 制度は変わります。申請前に公式ページで確認してください。
Working Holiday のオープンワークパーミットは 「カナダのどこでも、ほとんどの雇用主のもとで働ける」と説明されています。
→ 自由に動ける。そのかわり、仕事は自分で探します。
残り2つは同じ雇用主・同じ場所に固定されます。
→ 動けない。そのかわり、着いた日から仕事があります。
Young Professionalsは、職種で線が引かれます
内定があれば誰でも、というわけではありません。 仕事の中身に条件があります。
「The job you're offered must count toward your 'professional development.' To count, the job must be classified under Training, Education, Experience and Responsibilities (TEER) category 0, 1, 2 or 3 of the NOC.」
→ 提示された仕事が「専門性の向上につながる」ものである必要があり、 それをNOC(職業分類)のTEER 0〜3で判定します。
| TEER | Young Professionalsの対象か |
|---|---|
| 0・1・2・3 | 対象 |
| 4 | 専攻分野であれば対象になる場合がある(原文は "may qualify") |
IRCCは、TEER 4の仕事が専攻分野に当たる場合について、 post-secondary(高等教育)のディプロマ・証明書・学位の提出を求めると 書いています。
さらに「Any documents you provide must be translated into English or French.」 (提出する書類はすべて英語かフランス語に翻訳する必要がある)とあります。
→ 翻訳の手間と費用が乗ります。
原文に work must be "paid" / "not self-employed" と並んでいます。
→ フリーランスや自分の事業では、このカテゴリに当たりません。
International Co-opは、無給がありえます
3つ目は学生のインターンシップのためのカテゴリです。
| 条件 | IRCCの記載 |
|---|---|
| 在籍 | カナダ国外の高等教育機関に在籍している学生 |
| 内定 | カナダでの就業体験またはインターンシップのオファーがある |
| 必要性 | その就業体験・インターンが、学業を修了するために必要 |
| 内容 | インターンが専攻分野に直接結びついていること |
「The labour code of the province or territory determines if an internship needs to be paid or not.」
(そのインターンが有給である必要があるかどうかは、州・準州の労働法が決める)
→ 無給になる可能性が、制度として書かれています。
→ Young Professionalsが「有給必須」と明記されているのと対照的です。
単に「インターンをしたい」ではなく、 それが卒業要件に組み込まれていることが求められます。
→ 在籍している学校のカリキュラムと、セットで考えるカテゴリです。
複数のカテゴリに応募できる場合があります
「If you're a citizen of a partner country, you may be able to apply to one or more of these 3 categories.」
(協定国の市民であれば、これら3つのうち1つ以上に応募できる場合があります)
→ 「ワーホリに落ちたら終わり」とは限りません。
→ ただし自分がどれに応募できるかは、公式の資格確認で調べてください。
費用と、手続きで期限があるもの
| 費目 | 金額 | IRCCの記載 |
|---|---|---|
| IEC参加費 | CAD$184.75 | クレジットカードでオンライン支払い |
| バイオメトリクス | CAD$85 | "Other fees may include" |
| オープンワークパーミット保有者費 | CAD$100 | "Working Holiday open work permit holder fee" |
ただし他の2カテゴリで何がかかるかは、このページに書かれていません。
別の箇所に「employer compliance fee」(雇用主側の費用)という言葉が出てくるので、 雇用主指定のカテゴリには別の費用があると読めますが、額は書かれていません。
→ 「他カテゴリなら$100が要らない」とは書きません。 書かれていないことは、書かない方針です。
「you will have 30 days to submit your biometrics at a visa application centre」
→ 指示のレターが届いてから30日。日本でVACに行く必要があります。
Recognized Organizationという仕組みがあります
「ROs are Canadian-based organizations that help foreign nationals and Canadian youth work and travel internationally through IEC. ROs aren't employers but they can help you find work.」
(ROはカナダに拠点を置く団体で、雇用主ではないが仕事探しを助けてくれる)
さらに「Recognized organizations are different from representatives」 (ROは移民手続きの代理人とは別物)と明記されています。
→ 内定が要るカテゴリを狙うなら、仕事を見つける手段のひとつになります。
→ ただし移民コンサルタントとは役割が違うという点は、押さえておいてください。
まとめ|内定の有無で、入口が変わります
① IECには3カテゴリあり、ワーホリはそのうち1つです
② 内定が無ければオープン、あれば雇用主指定に分かれます
③ 1つ以上のカテゴリに応募できる場合があります
そして残り2つについて
・Young Professionals … TEER 0〜3の職種/有給必須・自営不可
・International Co-op … 在籍中の学生/無給がありうる
・どちらも同じ雇用主・同じ場所に固定されます
ワーキングホリデーは「自由に動ける代わりに、自分で仕事を探す」制度です。 運営者もそうやって12か月を過ごしました。 ただすでに内定がある人や学校のカリキュラムでインターンが必要な人には、 同じIECの中に別の入口が用意されています。 ワーホリだけを見て諦める前に、3つあることを知っておいてください。
確認した情報
- IRCC「International Experience Canada: About the program」(canada.ca)
- 2026年9月7日に確認しました
- 運営者が経験したのはWorking Holidayだけです
- 枠数と抽選の仕組みは扱っていません(別記事で扱っています)
- 他カテゴリの費用合計は書いていません。公式ページに記載が無いためです
- 制度は変わります。申請前に公式の資格確認ツールで調べてください
① 2社目の見解を取る|ラストリゾート
ワーホリ・語学留学の取り扱いが幅広く、資料請求・セミナー・カウンセリングと入口が分かれています。1社の説明が妥当かどうかは、2社目を並べたときに分かります。
ラストリゾートに相談・資料請求する →
② 3社目として|ISS留学ライフ
Z会グループが運営しています。同じ条件で3社に見積もりを取ると、金額の幅と各社が何を含めているかが見えます。
Z会グループ「ISS留学ライフ」の相談を申し込む →
③ 現地で連絡が取れる状態を作る|Glocal eSIM
手続きも仕事探しも、連絡が取れないと止まります。公式の料金表では、単国プランが19の国と地域、ヨーロッパ周遊が36の国と地域です。到着してSIMを契約するまでの空白を、渡航前に埋めておく選択肢になります。
Glocal eSIMのプランを見る →
よくある質問
IECとワーキングホリデーは同じですか?
同じではありません。IRCCの説明では「働きながら旅する経験には3つの種類がある」とされ、Working Holiday、Young Professionals、International Co-op (Internship) の3カテゴリがあります。ワーキングホリデーはそのうちの1つです。
3つの違いは何ですか?
いちばん大きいのは内定があるかどうかです。内定が無い人向けがWorking Holidayで、オープンワークパーミットが出ます。内定がある人向けがYoung ProfessionalsとInternational Co-opで、こちらは雇用主指定の就労許可になり、同じ雇用主・同じ場所で働くことになります。
オープンワークパーミットとは何ですか?
IRCCの説明では「カナダのどこでも、ほとんどの雇用主のもとで働ける」許可です。雇用主も勤務地も自由に選べる代わりに、仕事は自分で探すことになります。雇用主指定の場合は、申請の時点で決まった雇用主のもとでしか働けません。
Young Professionalsは誰でも応募できますか?
職種に条件があります。提示された仕事が「専門性の向上につながる」ものである必要があり、NOCのTEERカテゴリ0、1、2、3に分類される仕事であることが求められます。TEER 4の仕事は専攻分野であれば対象になる場合があると書かれていますが、その場合は高等教育の学位・ディプロマ等の提出が必要です。
Young Professionalsは無給でもいいですか?
いけません。IRCCの記載では、仕事は「paid(有給)」かつ「not self-employed(自営でない)」ことが条件とされています。フリーランスや自分の事業では、このカテゴリに当たりません。
International Co-opは無給ですか?
州によります。IRCCは「そのインターンが有給である必要があるかどうかは、州・準州の労働法が決める」と説明しています。無給になる可能性が制度として書かれている点が、有給必須のYoung Professionalsと対照的です。
International Co-opは学生でないと使えませんか?
はい。条件に「カナダ国外の高等教育機関に在籍している学生」とあり、さらに「その就業体験・インターンが、学業を修了するために必要」であることも求められます。単にインターンをしたいという理由では当たりません。
ワーホリに落ちたら他のカテゴリに応募できますか?
IRCCには「協定国の市民であれば、これら3つのうち1つ以上に応募できる場合があります」と書かれています。ただし自分がどのカテゴリに応募できるかは、公式の資格確認で調べる必要があります。枠や招待の仕組みについては、この記事では扱っていません。
費用はいくらですか?
IEC参加費がCAD$184.75で、そのほかにバイオメトリクス費用CAD$85、Working Holidayのオープンワークパーミット保有者費CAD$100が挙げられています。他の2カテゴリで何がかかるかは公式ページに記載が無いため、この記事では書いていません。
Recognized Organizationとは何ですか?
カナダに拠点を置く団体で、IECを通じた就労や渡航を支援します。IRCCは「ROは雇用主ではないが、仕事探しを助けてくれる」と説明しています。また移民手続きの代理人(representatives)とは別物であると明記されています。
帰国後のキャリアを、数字で設計する
運営者は渡航前年収450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になりました。使ったエージェントと3社並行の進め方をまとめています。
帰国後の転職エージェント比較を見る関連記事
- カナダワーホリ|抽選制IECの申請方法と5都市の仕事の探し方
- JICA海外協力隊|応募できるのは69歳まで
- 国際機関のインターン|24機関中9が自己負担
- カナダ永住権とワーホリの1年|CECの職種の選び方
- ワーホリビザの申請|5か国の条件と費用の比べ方
- ワーホリのインターン|無給から有給に進む方法【運営者実体験】
- ワーホリの年齢制限|30歳までとは限らない国の確認方法
- ワーホリから現地就職へ|3か国の永住ルートの選び方
本記事の制度・条件・金額は執筆時点で公開情報を確認したものです(確認日:2026年8月16日)。制度や料金は変更される場合があるため、実際の手続き・申請の前に各機関の公式情報を必ずご確認ください。本記事は法的・専門的な助言ではなく、特定の結果を保証するものではありません。