教材費の5つの型|短期と長期で順位が入れ替わる理由

教材費の5つの型|短期と長期で順位が入れ替わる理由
悩んでいる人「教材費なんて、どこも数千円だと思っていました。」

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こんなお悩みに答えます。

本記事の内容
  • 同じ「教材費」に5つの設計があること
  • 52週で14.4倍の差になる理由
  • 4週と52週で順位が入れ替わる仕組み
  • 上限があるかどうかを確かめる方法
本記事の信頼性

運営者は大学時代に米国へ半年の交換留学、卒業後にカナダで12ヶ月のワーキングホリデー(バンクーバー5ヶ月+バンフ7ヶ月)を経験しました。英語は高校で赤点20点台、渡航前のTOEICは500点台、帰国後に780点。年収は渡航前450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になっています。訪問したのは米国とカナダのみで、他国は各当局の一次情報を調べてまとめています。

結論|「上限があるか」を聞いてください

タビポタでは6か国20校の料金表を調べました。 教材費は各校の記事で1行ずつ書いてきた費目ですが、並べると設計が違いました。

①同じ「教材費」に5つの型があります
週いくら+上限あり/週いくら+上限なし一律一部が返る現地払い・非公開

②52週では14.4倍の差になります
Langports(豪州)が約105,768円、NZLCが約7,360円

③4週と52週で順位が入れ替わります
一律の学校は短期に不利で長期に有利、上限なしはその逆です。
金額は運営者が計算しました
公式が出しているのは週いくら、または総額で、 4週・52週の比較を載せている学校はありません。
元の単価を並べて示すので、検算できます。 為替は1NZドル92円/1豪ドル113円/1ユーロ183円です。
あわせて読みたい語学学校の授業料|「週20時間」と「週20レッスン」の違い授業料も期間で単価が変わります

5つの型

学校公式の記載
①週いくら+上限ありNZLC(NZ)週$10・上限$80(8週で頭打ち)
ILSC(アイルランド)週€5・上限€120(1〜4週は€20、24週で上限)
②週いくら+上限なしLangports(豪州)週$18。公式に「教材費に上限はない」と明記
Impact(豪州)週$15(最低$60)
③一律Languages Int'l(NZ)$140。期間に関係なく一律
ATC(アイルランド)教材費+eラーニング €80(2週以上)
④一部が返るLSNZ(NZ)$130(一般英語)のうち$50が返る(本を無傷で返した場合)
⑤現地払い・非公開フィリピン各校3D ACADEMYは350〜1,400ペソ。他4校は記載なし

①と②の違いが、いちばん効きます。 週いくらという書き方は同じでも、上限があるかどうかで結果がまったく違います。

NZLCは8週で頭打ちになります
週NZ$10ですが上限$808週目以降は増えません。
36週通っても$80のままです。

Langportsは上限がありません
週A$18で、公式が「教材費に上限はない」と明記しています。
17週で$306、52週で$936まで積み上がります。

4週と52週で、順位が入れ替わります

同じ7校を、短期(4週)長期(52週)で並べます。

4週の場合

学校教材費円換算
1ILSC(アイルランド)€20約3,660円
2NZLC(NZ)NZ$40(週$10×4)約3,680円
3Impact(豪州)A$60(最低額)約6,780円
4Langports(豪州)A$72約8,136円
5LSNZ(NZ)NZ$130約11,960円
6Languages Int'l(NZ)NZ$140約12,880円
7ATC(アイルランド)€80約14,640円

52週の場合

学校教材費円換算
1NZLC(NZ)NZ$80(8週で頭打ち約7,360円
2LSNZ(NZ)NZ$130約11,960円
3Languages Int'l(NZ)NZ$140約12,880円
4ATC(アイルランド)€80約14,640円
5ILSC(アイルランド)€120(24週で頭打ち)約21,960円
6Impact(豪州)A$780(週$15×52)約88,140円
7Langports(豪州)A$936(週$18×52)約105,768円
順位が動く学校
ATC … 4週で7位(最も重い) → 52週で4位
ILSC … 4週で1位(最も軽い) → 52週で5位
Langports … 4週で4位 → 52週で7位(最も重い)

一律の学校は、短期に不利で長期に有利。
上限なしの学校は、その逆です。

52週で比べると約105,768円と約7,360円で14.4倍同じ「教材費」という1つの費目でこれだけ開きます。

ただし、豪州は52週通えません
ワーキングホリデービザの就学上限は4か月(17週)です。
Langportsの17週ならA$306(約34,578円)で、52週の想定ほどにはなりません。
自分が通う週数で計算し直してください。52週は設計の差を見るための計算です。
あわせて読みたい留学費用はいくらか|期間で変わらない費目の見積もり方週数で割れない費目の見つけ方

返ってくる教材費があります

LSNZ(NZ)だけ、一部が戻るという書き方をしています。

コース教材費返ってくる分条件
一般英語NZ$130$50本を無傷で返した場合
IELTS対策NZ$175$50同上

実質の負担は$80(一般英語の場合)です。 こうするとNZLCの上限$80と同額になります。

「教材費」と「保証金」は別の項目です
NZLCには教材費(週$10・上限$80)とは別に教科書保証金NZ$100があります。
こちらは終了後1週間以内に返却すれば全額戻ります。
→ 見積もりに2行に分かれて載ることがあります。混同しないでください。

本を返すのを忘れると、LSNZは$50、NZLCは$100が戻りません。 帰国前のやることリストに入れておく項目です。

フィリピンは、現地払いに回ります

フィリピンの学校は費用の建て方そのものが違います。 日本円で払う分と、現地でペソで払う分の2段構成になっていて、 教材費は現地払いに入ります。

学校教材費公開状況
3D ACADEMY350〜1,400ペソ(期間に応じて)公式が費目ごとに公開
English Fella 2見積もりフォームで金額が出ます
API BECIサイト上に記載なし
EV Academyサイト上に記載なし
CG Academyサイト上に記載なし
I.BREEZEサイト上に記載なし

6校中4校は、教材費を自分で確かめられません。 日本円の総額だけを見て予算を立てると、現地で払う分が抜けます。

フィリピンの見積もりで確認する5つ
SSP(就学許可)/ビザ延長ACRカード教材費管理費
→ この5つが見積もりに入っているかを1つずつ聞いてください。
→ 特にSSPは学校によって請求額が3倍以上ひらきます。
あわせて読みたい語学学校の保険|「込み」の意味が5校で全部違う話保険も期間で1か月あたりが変わります

見積もりで確かめること

確認することなぜ聞くか
上限はあるか週いくらでも、上限の有無で長期の総額が変わります
一律か、週いくらか一律は短期ほど重くなります
返ってくる分があるかLSNZは$50、NZLCの保証金は$100が戻ります
授業料に含まれるかATCは公式に「授業料に含まない」と明記しています
コースで変わるかLSNZは一般英語$130、IELTS対策$175です
配布の間隔Langportsは公式PDFに「10週ごと」と「12週ごと」の両方があります
現地払いかフィリピンは教材費が現地でペソ払いになります
見積もりに教材費の行が無い場合
「含まれている」とは限りません。
ATCは公式に「上記の授業料に教材費は含まれない」と書いたうえで、 €145(登録料€65+教材費€80)を別に示しています。
行が無いなら、抜けている可能性を先に疑ってください。

まとめ|週数を決めてから計算する

覚えるのは3つです
同じ「教材費」に5つの型があります。上限あり/上限なし/一律/一部返金/非公開
52週で14.4倍の差になります(約105,768円と約7,360円)
4週と52週で順位が入れ替わります。一律は短期に不利、上限なしは長期に不利

そして計算の順番は
先に通う週数を決める。教材費は週数で順位が変わります
上限の有無を聞く。ここが長期でいちばん効きます
返ってくる分を引く。LSNZは実質$80になります

教材費は見積もりの中で目立たない行です。金額としても、授業料に比べれば小さく見えます。 ただ上限のない学校で長く通うと、10万円を超えることがあります。 週数を決めたら、その週数で計算し直してください。

計算の前提

留学の費用は、学費より「学費以外」で外れます。滞在費、保険、渡航費、現地での初期費用。そして各社の見積もりは、どこまでを含めるかが違います。同じ条件で3社に出してもらうと、含まれていない項目が浮かび上がります。
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② 2社目の見解を取る|ラストリゾート
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よくある質問

語学学校の教材費はいくらですか?

設計が5通りあるので、期間で変わります。4週なら約3,660円(ILSC)から約14,640円(ATC)、52週なら約7,360円(NZLC)から約105,768円(Langports)でした。同じ「教材費」という費目で、52週では14.4倍の差になります。

なぜそんなに差が出るのですか?

上限の有無です。NZLCは週NZ$10ですが上限$80で、8週で頭打ちになります。36週通っても$80のままです。一方Langportsは週A$18で、公式に「教材費に上限はない」と明記しているため、52週で$936まで積み上がります。

短期と長期で、どの学校が有利ですか?

入れ替わります。ATCは€80の一律なので4週では最も重く(約14,640円)、52週では4番目になります。逆にLangportsは4週で4番目ですが、上限がないため52週では最も重くなります。一律は短期に不利で長期に有利、上限なしはその逆です。

教材費は返ってきますか?

一部返る学校があります。LSNZ(NZ)は教材費NZ$130(一般英語)のうち$50が、本を無傷で返した場合に戻ります。実質の負担は$80です。またNZLCには教材費とは別に教科書保証金NZ$100があり、終了後1週間以内に返却すれば全額戻ります。

教材費と保証金は同じものですか?

違います。NZLCの場合、教材費(週$10・上限$80)と教科書保証金($100)が別々の項目です。教材費は戻りませんが、保証金は返却すれば全額戻ります。見積もりに2行で載ることがあるので、混同しないでください。

見積もりに教材費の行がない場合は?

含まれているとは限りません。ATC(アイルランド)は公式に「上記の授業料に教材費は含まれない」と明記したうえで、登録料€65と教材費€80の合計€145を別に示しています。行がない場合は、抜けている可能性を先に疑ってください。

コースによって教材費は変わりますか?

変わる学校があります。LSNZは一般英語がNZ$130、IELTS対策がNZ$175です。試験対策コースは教材が増えるためと思われますが、理由は公式サイトに書かれていません。申し込むコースの教材費を確認してください。

フィリピンの教材費はいくらですか?

多くの学校が公開していません。調べた6校のうち金額が分かるのは3D ACADEMY(350〜1,400ペソ)だけで、English Fella 2は見積もりフォーム、他4校はサイト上に記載がありませんでした。フィリピンは教材費が現地でペソ払いになるため、日本円の総額だけで予算を立てると抜けます。

フィリピンの見積もりでは何を確認しますか?

5つあります。SSP(就学許可)、ビザ延長、ACRカード、教材費、管理費です。この5つが見積もりに入っているかを1つずつ聞いてください。特にSSPは学校によって請求額が3倍以上ひらきます。

教材の中身は比べられますか?

この記事では比べていません。教材の内容やレベルごとの冊数は、調べた範囲では公式サイトに載っていませんでした。Langportsは配布間隔について公式PDFに「10週ごとに1冊」と「12週ごと」の両方の記述があるので、申し込み時に確認してください。

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本記事の制度・条件・金額は執筆時点で公開情報を確認したものです(確認日:2026年8月16日)。制度や料金は変更される場合があるため、実際の手続き・申請の前に各機関の公式情報を必ずご確認ください。本記事は法的・専門的な助言ではなく、特定の結果を保証するものではありません。