数字から言います。スウェーデンのワーキング・ホリデーは18歳から30歳までです。北欧3か国で、ここだけが30歳です。
デンマークとノルウェーは、いずれも移民当局の記載が「31歳」を基準にしています。つまり同じ北欧でも、30歳と31歳で線が違う。年齢が上限に近い人にとっては、選べる国が変わります。
違いはそれだけではありません。申請料はスウェーデンがSEK 1,500、デンマークは無料。残高証明の有効期限はスウェーデンが6か月以内、デンマークは30日以内。就労の制限も3か国でまったく別の形をしています。
「北欧ワーホリ」とひとくくりにすると、必ずどこかで詰まります。
論点は1つです。あなたの年齢と予算と目的は、3か国のどれと噛み合いますか。
この記事は、スウェーデンのワーホリを検討している人に向けて書いています。
- 年齢の線が、1歳分だけ手前にあります
- 申請料と、費用の全体像
- 残高証明は「6か月以内」でよい
- 医療保険の要件が、具体的に指定されています
運営者は大学時代に米国へ半年の交換留学、卒業後にカナダで12ヶ月のワーキングホリデー(バンクーバー5ヶ月+バンフ7ヶ月)を経験しました。英語は高校で赤点20点台、渡航前のTOEICは500点台、帰国後に780点。年収は渡航前450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になっています。訪問したのは米国とカナダのみで、他国は各当局の一次情報を調べてまとめています。
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この記事を書いている立場:運営者はカナダで12ヶ月、米国で半年を過ごしましたが、スウェーデンには渡航していません。現地の生活・仕事・家探しについての体験談は書きません。本記事は各国移民当局の公表内容を整理したものです。
スウェーデンの内容はスウェーデン移民庁(Migrationsverket)の公式ページ、比較対象はデンマーク移民局(SIRI)およびノルウェー移民局(UDI)の公式ページ、発給枠は外務省「ワーキング・ホリデー制度」(令和8年4月1日現在)にもとづきます(いずれも2026年8月時点で確認)。
金額はスウェーデン・クローナ(SEK)のまま記載します。円換算は為替により変動し、申請時点の水準を保証できないためです。制度は変更されます。申請にあたっては必ずMigrationsverketの公式ページで最新の要件を確認してください。本記事は法的助言ではありません。
結論:北欧3か国は、同じに見えて全部違います
| スウェーデン | デンマーク | ノルウェー | |
|---|---|---|---|
| 年齢 | 18〜30歳 | 18歳以上・31歳を超えない | 18歳超・31歳に達しない |
| 申請料 | SEK 1,500 | 無料 | 必要 |
| 資金要件 | SEK 15,000+帰国分 | DKK 15,000+DKK 5,000 | 最初の3か月分(月NOK 15,488) |
| 残高証明の有効期限 | 6か月以内 | 30日以内 | 記載を確認 |
| 就労の制限 | 主目的にしてはならない | 通算6か月まで | 同一雇用主で6か月まで |
| 就学 | 記載なし(協定を確認) | 語学・文化の講座を受講可 | 3か月を超える就学は不可 |
| 医療保険 | 必須(内容も指定) | 公式ページに同様の記載なし | 必須(全期間) |
| 処理期間 | 完全な申請の75%が3か月以内 | 通常3か月 | 目安を公開 |
| 延長 | 不可 | 期間が1年未満なら申請可 | 合計1年 |
この表の使い方
年齢が30代に近いならデンマークかノルウェー。スウェーデンは30歳が上限です。
費用を抑えたいならデンマーク。申請料が無料です。
働いて資金を回したいならノルウェー。雇用主を変えれば就労を続けられます。
逆にスウェーデンの強みは、就労の月数に明確な上限が示されていないことです。ただし「就労が滞在の主目的であってはならない」と明記されているため、稼ぐことを中心に据える計画には向きません。
デンマークはデンマークの記事、ノルウェーはノルウェーの記事で扱っています。
あわせて読みたいワーホリの国選び5ヶ国比較|どこが一番得?費用と稼ぎで解説ワーホリ5ヶ国、結局どこが一番得?豪・カナダ・NZ・英・愛の費用・時給・実質負担額を数字で比較。年¥200万差を生む国選年齢の線が、1歳分だけ手前にあります
Migrationsverketの記載は「18歳から30歳の間であること」です。一方、デンマークのSIRIは「申請時に18歳以上で、31歳を超えていないこと」、ノルウェーのUDIは「18歳を超えていて、申請時に31歳に達していないこと」としています。
つまり30歳の時点で、スウェーデンだけが先に閉まる可能性があります。
そして処理に時間がかかります。Migrationsverketは完全な申請の75%が3か月以内、不完全な申請は4か月以内に決定されたという統計を公開しています。年齢が上限に近い人は、この待ち時間を計算に入れてください。
やること:自分の誕生日と、申請できる最終時期を紙に書く。「いつか行く」で先延ばしにすると、この1歳の差が効いてきます。
申請料と、費用の全体像
SEK 1,500 の申請料がかかります
Migrationsverketは申請料をSEK 1,500と明記しています。デンマークが無料であることを踏まえると、ここは明確な差です。
そしてオンライン申請には条件があります。18歳以上であること、有効なメールアドレスを持つこと、VisaまたはMastercardで手数料を支払えること、書類をスキャンまたは撮影できること。カードが使えないと、電子申請そのものができません。
電子申請ができない場合は、紙の様式で、居住国のスウェーデン大使館・総領事館に提出する形になります。ただし移住案件を扱わない公館もあるため、提出先の確認が必要です。
費用の全体像は費用の記事で扱っています。申請料は総額のごく一部ですが、「無料の国もある」と知ったうえで選ぶかどうかは別の話です。
あわせて読みたいワーホリの国選び|魅力を比べる前に、制度の条件で落としてください国選びの記事は物価や気候で比較されますが、その前に条件で落ちる国があります。年齢が31歳ならスウェーデンは対象外、家族帯残高証明は「6か月以内」でよい
ここはデンマークより緩やかです
Migrationsverketは、資金要件としてSEK 15,000以上にアクセスできることを求め、その証明となる残高証明について「6か月より古くないこと」としています。
デンマークのSIRIは「提出時点で作成から30日以内」です。この差は実務上わりと大きい。スウェーデンなら、少し前に取得した証明でも使える可能性があります。
ただし条件は他にもあります:①提出書類はスウェーデン語か英語であること ②翻訳した場合は認証された翻訳と原本の写しの両方を添付すること ③帰国航空券の写し、または購入できる資金の証明。
②を見落とすと差し戻しになります。翻訳だけを出すのではなく、原語の書類も一緒に出す必要があります。
医療保険の要件が、具体的に指定されています
Migrationsverketは、包括的な医療保険についてスウェーデン滞在の全期間にわたって有効であることを求めたうえで、カバーすべき内容を挙げています。緊急の医療とそれ以外の医療、入院、緊急の歯科治療、そして健康上の理由で帰国が必要になった場合の医療搬送の費用です。
とくに最後の「医療搬送」は見落とされやすい項目です。契約している保険にこの補償が含まれているか、必ず確認してください。
やること:①保険会社にこの4項目が補償されるかを1つずつ確認する ②契約期間が滞在期間を覆っているか確認する ③英語の証明書を用意する。
なお、この保険要件はオーストラリア国籍者には適用されないと明記されています。つまり国籍によって要件が違うため、日本人向けの条件として読んでください。保険の使い方は保険請求の記事で扱っています。
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延長できません。そして国外から申請します
Migrationsverketは「ワーキング・ホリデーの滞在許可は延長できない」と明記しています。デンマークは、許可の期間が1年に満たない場合に延長を申請できるとしており、ここは扱いが異なります。
そしてもう1つ。初めて滞在許可を申請する場合は、スウェーデン国外から申請しなければならず、そうしないと申請が却下される可能性があるとされています。「観光で入ってから現地で申請する」はできません。
さらに、許可はパスポートの有効期限を超えて与えられません。残存期間が短い方は、申請前に更新してください。
だから逆算が必要です。パスポート更新 →資金と保険の準備 →申請 →3か月前後の審査 →渡航。年齢の上限が近い人ほど、この順番を早く始めてください。
審査の過程で、パスポート提示と生体情報が必要です
申請して終わりではありません
Migrationsverketによれば、決定の前にパスポートを提示し、指紋と顔写真を登録する必要があります。この情報は、3か月を超える許可が下りた場合に発行される滞在許可カードに使われます。
方法は2通りあります。①アプリを通じたデジタル・パスポートチェックを案内される場合(この場合、指紋と写真はスウェーデン到着後にサービスセンターで登録) ②申請時に選んだ大使館・総領事館で提示する場合。
だから申請書に「どの公館へ行くか」を記入する必要があります。すべてのスウェーデン公館が移住案件を扱うわけではないため、事前に確認してください。
決定は郵送で、選んだ公館または代理人に送られます。受け取りに予約が必要な場合があります。
あわせて読みたいワーホリの就労制限|3つの型の違いと国別の見極め方就労制限には通算型・同一雇用主型・明示なし型の3つがあります。デンマークは通算6か月で雇用主を変えても枠は戻らず、月数は2026年7月から、要件が厳格化されたと告知されています
Migrationsverketは2026年7月13日付で、「滞在許可における素行(vandel)に関する要件が厳格化される」と告知しています。同告知では、就労や同居を理由に滞在許可を申請する人などが例として挙げられています。
ワーキング・ホリデーへの適用範囲について、本記事では判断を示しません。告知に明示されていないためです。推測で書けば読者を誤らせます。
やること:申請前に、Migrationsverketの公式ページとニュース欄を自分で確認してください。制度が動いている時期です。民間サイトの情報は更新が追いついていない可能性があります。
なお同時期に、就労許可の給与要件など他の制度変更も告知されています。ワーキング・ホリデーとは別の制度ですが、スウェーデンの移民制度全体が見直されている局面だと理解しておくほうが安全です。
提出書類の一覧と、よくある失敗
ここからは、判断したあとに効いてくる具体的な話をまとめます。
「働くこと」の位置づけ
就労は認められますが、主目的にはできません
Migrationsverketは、この許可の目的を若者がスウェーデンの生活と文化を経験する機会を与えることだと説明し、「スウェーデンにいる間、働くことは認められるが、その労働が渡航の主目的であってはならず、許可の満了とともに終了しなければならない」としています。
デンマークやノルウェーのような「月数」の制限は、公式ページには示されていません。この点はスウェーデンの相対的な利点と言えます。
ただし「制限が書かれていない」ことと「自由に働ける」ことは別です。制度の趣旨は休暇であり、就労は資金を補うためのものだと明記されています。
そして日本との協定文書が公開されています。Migrationsverketは各国との協定について「内容は国によって異なるため、よく読むように」と案内しています。詳細な条件を確認したい方は、日本との協定文書に当たってください。
あわせて読みたいワーホリ2回目|日本人が2回行ける4か国の使い方外務省の資料で日本人が一生涯2回参加できるとされているのはカナダ・スロバキア・韓国・台湾の4か国です。デンマークやドイツ提出する書類の一覧
| 書類 | 条件 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| パスポートの写し | 指定されたページの写し | 許可は有効期限を超えない |
| 残高証明 | SEK 15,000以上/6か月以内 | アクセスできる資金であること |
| 帰国航空券 | 写し、または購入資金の証明 | どちらでも可 |
| 医療保険の証明 | 全期間・4項目を補償 | 医療搬送が抜けやすい |
| 翻訳(該当時) | 認証翻訳+原語の写し | 翻訳だけでは不可 |
| 委任状(代理申請時) | 所定の様式 | 代理人が写しを添付 |
移民庁は「完全な申請」を優先すると明言しています
Migrationsverketは、情報を漏れなく提供し、必要書類をすべて添付するよう求めたうえで、完全な案件を優先して処理すると記載しています。
そして統計にも差が出ています。完全な申請は75%が3か月以内、不完全な申請は4か月以内。書類の不備は、そのまま1か月の遅れとして返ってきます。
だから提出前に、上の表を1行ずつ潰してください。とくに翻訳と保険の2つは、後から追加を求められやすい項目です。
運営者の視点:3か国を読み比べて、選び方が変わりました
「北欧が好き」では、国を選べません
運営者はスウェーデンに行っていません。語れるのは、3か国の公式資料を並べて読んだ結果だけです。
読み比べて、はっきりしたことがあります。この3か国は目的で選ぶべきで、イメージで選ぶと必ずどこかで詰まります。
デンマークは働ける月数が6か月に絞られる代わりに、語学講座を認めていて申請料も無料。ノルウェーは就学を3か月に絞る代わりに、雇用主を変えれば働き続けられる。スウェーデンは就労の月数制限が示されていない代わりに、年齢が30歳までで申請料がかかり、延長もできない。
つまり、どの国も「何かを緩めて、何かを締めて」います。すべてが揃った国はありません。
運営者がカナダを選んだときは、正直ここまで比較していませんでした。英語圏で、情報が多くて、行った人が多いから選んだ。結果として大きな不満はありませんでしたが、それは運が良かっただけです。
だから提案します。国を決める前に、自分の条件を3つ書き出してください。①今の年齢と、渡航予定時の年齢 ②働いて資金を回す必要があるか ③語学学校に何か月通いたいか。この3つが決まれば、北欧3か国のどれが合うかは表を見るだけで決まります。順番が逆だと、後から制度に計画を合わせることになります。
オーロラは「運」ではなく、4つの条件で決まります
NOAA(米国海洋大気庁)は観測を左右する要素として地磁気活動(Kp指数)・場所・暗さ・タイミングの4つを挙げ、「適切な場所にいれば、Kpが3や4でもとても良いオーロラを見ることができる」と記載しています。つまり動かせないのはKpだけで、残る3つは自分で選べます。そして高緯度の夏は暗くならないため、夏の旅行との組み合わせは通常うまくいかないとも明記されています。詳しくはオーロラが見える国と条件で整理しました。
スウェーデンは日本人の渡航者が少なく、体験談ベースの情報が集まりにくい国です。制度を確認したら、次は実際の送り出し実績を持つ事業者に費用感を聞く段階になります。
② 2社目の見解を取る|ラストリゾート
ワーホリ・語学留学の取り扱いが幅広く、資料請求・セミナー・カウンセリングと入口が分かれています。1社の説明が妥当かどうかは、2社目を並べたときに分かります。
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③ 話す回数を積む|ネイティブキャンプ
予約なしで回数を重ねられる形式です。制度を理解していても、現地で口頭のやり取りが止まると同じ結果になります。渡航前に場数を踏んでおく用途に向きます。
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よくある失敗
失敗①:北欧の年齢制限を同じだと思う
スウェーデンだけ30歳です。デンマークとノルウェーは31歳が基準です。
失敗②:審査期間を短く見積もる
完全な申請でも75%が3か月以内です。年齢が上限に近い人ほど早く動いてください。
失敗③:翻訳だけを提出する
認証された翻訳と原語の書類の写しの両方が必要です。
失敗④:保険の補償内容を確認しない
医療・入院・緊急歯科治療・医療搬送の4項目が指定されています。
失敗⑤:現地に入ってから申請しようとする
初回はスウェーデン国外から申請しないと、却下される可能性があります。
失敗⑥:延長できると思って計画する
ワーキング・ホリデーの許可は延長できないと明記されています。
今日からできる3つのこと
- ①自分の年齢と、申請できる最終時期を書き出す:審査に3か月前後かかります
- ②保険会社に4項目の補償を確認する:とくに医療搬送
- ③パスポートの残存期間を確認する:許可はパスポートの有効期限を超えません
スウェーデンは、年間発給枠がなく、就労の月数にも明確な上限が示されていない制度です。その点では自由度があります。
ただし年齢は30歳まで、申請料はSEK 1,500、延長は不可。北欧3か国のなかで、「早く動ける人」に向いた制度だと言えます。年齢に余裕がないなら、デンマークやノルウェーも並べて比べてください。
本記事のスウェーデンに関する内容はスウェーデン移民庁(Migrationsverket)の公式ページ、比較対象はデンマーク移民局(SIRI)およびノルウェー移民局(UDI)の公式ページ、年間発給枠は外務省「ワーキング・ホリデー制度」(令和8年4月1日現在)にもとづきます(いずれも2026年8月時点で確認)。金額はスウェーデン・クローナのまま記載しており、円換算は行っていません。為替により変動するためです。現地の賃金・物価・仕事の探しやすさについては、確認できる公的情報がないため記載していません。2026年7月13日付で告知された素行要件の厳格化について、ワーキング・ホリデーへの適用範囲は告知に明示されていないため、本記事では判断を示していません。制度・要件・金額・処理期間は変更されるため、申請にあたっては必ずMigrationsverketの公式ページおよびニュース欄で最新の情報を確認してください。本記事は法的助言ではありません。運営者はスウェーデンに渡航しておらず、現地の生活に関する体験談は含んでいません。
よくある質問
スウェーデンのワーホリは何歳まで申請できますか?
スウェーデン移民庁(Migrationsverket)の記載では18歳から30歳の間であることとされています。ここは北欧3か国で違いがあり、デンマークの移民局は「申請時に18歳以上で31歳を超えていないこと」、ノルウェーの移民局は「18歳を超えていて申請時に31歳に達していないこと」としています。つまりスウェーデンだけが1歳分手前で閉まります。しかも審査には時間がかかり、完全な申請でも75%が3か月以内、不完全な申請は4か月以内に決定されたという統計が公開されています。年齢が上限に近い方は、この待ち時間も計算に入れてください。
申請にはいくらかかりますか?
Migrationsverketは申請料をSEK 1,500と明記しています。デンマークが無料であることを踏まえると明確な差です。またオンライン申請には条件があり、18歳以上であること、有効なメールアドレスを持つこと、VisaまたはMastercardで手数料を支払えること、書類をスキャンまたは撮影できることが求められます。カードが使えない場合は電子申請そのものができず、紙の様式で居住国のスウェーデン大使館・総領事館に提出する形になります。ただし移住案件を扱わない公館もあるため提出先の確認が必要です。
必要な資金と、残高証明の条件は?
スウェーデン到着時に自分を支えられる額として、SEK 15,000以上にアクセスできることが求められます。残高証明は6か月より古くないものが必要です。この点はデンマークより緩やかで、デンマークの移民局は提出時点で作成から30日以内としています。ほかに、提出書類はスウェーデン語か英語であること、翻訳した場合は認証された翻訳と原本の写しの両方を添付すること、帰国航空券の写しまたは購入できる資金の証明が必要です。翻訳だけを出すと差し戻しになる可能性があるため注意してください。
医療保険はどんな内容が必要ですか?
Migrationsverketは、包括的な医療保険がスウェーデン滞在の全期間にわたって有効であることを求めたうえで、カバーすべき内容を具体的に挙げています。緊急の医療とそれ以外の医療、入院、緊急の歯科治療、そして健康上の理由で帰国が必要になった場合の医療搬送の費用です。とくに医療搬送は見落とされやすいため、契約している保険に含まれているか必ず確認してください。なおこの保険要件はオーストラリア国籍者には適用されないと明記されており、国籍によって要件が異なります。
滞在を延長できますか?
できません。Migrationsverketはワーキング・ホリデーの滞在許可は延長できないと明記しています。デンマークは許可の期間が1年に満たない場合に延長を申請できるとしており、ここは扱いが異なります。また許可はパスポートの有効期限を超えて与えられないため、残存期間が短い方は申請前に更新してください。さらに初めて滞在許可を申請する場合はスウェーデン国外から申請しなければならず、そうしないと申請が却下される可能性があるとされています。観光で入国してから現地で申請することはできません。
ワーホリ中はどのくらい働けますか?
月数の上限は公式ページに示されていません。ただしMigrationsverketは、この許可の目的を若者がスウェーデンの生活と文化を経験する機会を与えることだと説明し、スウェーデンにいる間働くことは認められるが、その労働が渡航の主目的であってはならず、許可の満了とともに終了しなければならないとしています。デンマークの通算6か月、ノルウェーの同一雇用主6か月といった明確な月数制限がない点は相対的な利点ですが、制度の趣旨は休暇であり就労は資金を補うためのものだと明記されている点は押さえてください。なお日本との協定文書が公開されており、移民庁は内容が国によって異なるためよく読むよう案内しています。
帰国後のキャリアを、数字で設計する
運営者は渡航前年収450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になりました。使ったエージェントと3社並行の進め方をまとめています。
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本記事の制度・条件・金額は執筆時点で公開情報を確認したものです(確認日:2026年8月8日)。制度や料金は変更される場合があるため、実際の手続き・申請の前に各機関の公式情報を必ずご確認ください。本記事は法的・専門的な助言ではなく、特定の結果を保証するものではありません。